自家焙煎スペシャルティコーヒー専門
農園・規格
【農園について】
珈琲豆の銘柄をみると「国名 ○○農園」と表記されているものがあります。
農園名がついているものは、他の農園や地域の豆と一緒にならないように、コーヒーの銘柄に農園名が付けられています。
農園名が付いているということは安心できますし、スペシャルティコーヒーと認められた農園だからこそ表記しているのです。
【規格について】
「国名 SHB」、「国名 ○○農園 AA」など国名や農園名のあとについているSHBやAAのことを規格と言います。
これはその国の格付けで珈琲豆の等級を表したものになります。
国によって格付けの方法や規格名が違うことからややこしいですが、規格を調べるとその豆の価値がわかります。
【その他の表記】
①「国名 ○○農園 ナチュラル」
②「国名 ○○農園 ブルボン」、「国名 ○○農園 ゲイシャ」
③「エチオピア モカ ○○農園」、「ハワイ コナ ○○農園」、「タンザニア キリマンジェロ ○○農園」
例としてあげた①~③は、農園でも規格でもない名前が入っています。
これは何を表しているか番号とともに説明します。
①の農園名のあとに表記されているナチュラルという言葉は珈琲豆の精製方法を表記しています。
精製方法によって味の出かたが変わってくるので、ある精製方法の豆にこだわって飲まれる方もいらっしゃいます。
②のブルボンやゲイシャというのは豆の品種です。
特にゲイシャ種のように貴重な品種に表記されていることが多いです。
③のモカ、コナ、キリマンジェロは国名ではありません。
逆に国名がのらずにモカ、コナ、キリマンジェロだけがくることもあるくらいです。
例えばモカの場合モカ港から出荷されたもので、エチオピアとイエメンの豆がモカ港から出荷されます。
コナはハワイのコナ地区のもので、キリマンジェロはタンザニアのキリマンジェロ山でとれたものになります。
【まとめ】
(1) :「国名」
(2):「地域・地区」「農園名」
(3):「品種」「規格」「精製方法」
ほとんどのものが、この順番で表記されており、左から順に、徐々に細分化されていきます。
表示が多いほど、限定された豆であり貴重である確率が高くなります。
規格一覧表